皆様こんにちは。

今回ご紹介するのは、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの「舟歌」です。

チャイコフスキーは、1840年にロシアのヴォトキンスクで生まれました。
ヴォトキンスクには、大きな人工池があります。
チャイコフスキーの名作「白鳥の湖」は、この人工池の情景が反映されていると言われています。
チャイコフスキーの音楽は、ロシアの民族的な要素とロマン派の要素を含んでいます。
ロシアの文化や情景などを、感情的・情熱的に表現しています。

この曲は、チャイコフスキーが生涯最後に残した作品群の一つです。
「舟歌」はその名の通り、水面を穏やかに進む舟を連想させるような旋律が奏でられています。
美しいメロディーの中に、どこか切なさを感じる…そんな感情も読み取れる楽曲です。

この楽曲で注目すべきなのは、左手の伴奏です。
この曲のリズムは、水面の波のような動きをしています。このリズムを持続的に奏でることで、舟が水面を進む様子を想像させます。
もちろん、水面は規則的な動きをしているわけではありません。舟が進むと描かれる弧、舟の揺れ、スピード感…見事にリズムに反映されています。
この繊細な動きで、本当に舟に乗っているかのような気分になります。

舟に乗りたいけどなかなか機会がないという方は、ぜひチャイコフスキーの舟歌をお聴きください。
舟に乗って過ごす穏やかな休日を味わえるかもしれません…。

カテゴリー: 音楽のマナビ

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